2-2.サイズについて【人用】
型紙のサイズを選ぶ前に、サイズを測りましょう。
![人のサイズの測り方](/upload/contents/2025/01/人採寸_3.jpg)
■①着丈:首の付け根~好みの長さ
■②総着丈:首リブや裾リブなどを含める着丈の長さ
■③首まわり:トレーナーなどのリブの上辺がくるあたりの一周の長さ
■④えりぐり:リブが付いていない服(パーカーなど)のえりぐり位置の一周の長さ
■⑤身幅:バストを通る一番太い部分ぐるりの2分の1(半分)の長さ
■⑥肩幅:肩の付け根から背中の首の骨(下を向いたときに出っ張る骨)を通り、反対の肩の付け根までの長さ
■⑦袖丈:肩の付け根から袖口までの長さ
■⑧裄丈:ラグラン袖の場合の袖の長さ(肩幅の2分の1(半分)+袖丈)
着丈/身長、首まわり/えりぐり、身幅、肩幅を測っていただきサイズを選んでいただきますが、優先順位としては、
1.身幅
2.首まわり/えりぐり
3.肩幅
4.着丈/身長
で一番近いサイズをお選びください。
着丈/身長が一番最後なのは、着丈の調節が一番簡単で、逆に身幅の調節が一番難しいので、サイズ補正ではできるだけ身幅は触らずにしたい為です。
milla millaの型紙は仕上がりサイズになっていますので、サイズを測った後、以下のゆとりを加えたサイズを基準に型紙サイズを選んでください。ゆとりは着用される方のサイズや使用する生地、作るアイテムによって異なります。
ニット生地で作る場合のゆとり
タンクトップやTシャツなど
子供服(100~150):身幅に2~4cm
大人服(SS~2L):身幅に2.5~4.5㎝
例)身幅は半身の長さなので、胸囲÷2の長さに3㎝などのゆとりを追加します。
3㎝足した場合、胸囲1周になると合計6㎝のゆとりを追加したことになります。
※ゆったりサイズにしたい場合は、ゆとりの分量を大きくします。お手持ちのTシャツなどを測り、同じ身幅にするのもフィット感がわかりやすくておすすめです。
※天竺ニットなど、あまり伸びない生地の場合はゆとりを多めにすると着脱がしやすくなります。
拡大・縮小コピーをしていただくとよりぴったりに合わせることができますので、身幅が近いサイズをお選びください。
その身幅を基に、拡大・縮小コピーしてお使いください。
例:胸囲80cmの方で、SSが大きい場合のお揃いトレーナーの選び方。
身幅に4.5cmゆとりを入れる場合。1周で89㎝になります。(半身で44.5㎝)
SSサイズのお揃いトレーナーは身幅50㎝ですので、縮小コピーをします。
44.5 ÷ 50 = 0.89
SSサイズの型紙を89%で縮小していただくと、身幅44.5cmの型紙が出来上がります。そのあとで必要に応じて着丈や袖丈を調節します。
※縮小・拡大コピーすると、えりぐり、アームホールも縮小・拡大されるのでご注意ください。
その場合は、「型紙の補正方法」などをご覧ください。