3.生地の使用量(用尺)について


お店で使いたい生地を見つけたけど、「どれだけ買えばいいの?」とお困りの方も多いでしょう。犬服を何着か作っていくと、おおよその生地の必要量が分かってきますが、慣れないうちは以下を参考に生地の用尺を計算してみてください。

生地の幅を確認する

一般的に生地の横幅(巾)は統一されており、次のように分類されています。

  • シングル巾(90~92㎝)
  • 普通巾(110~120㎝)
  • セミダブル巾(135~140㎝)
  • ダブル巾(150㎝)

生地の巾が異なれば必要な生地の長さ(用尺)が違ってきますので、購入する前に必ず確認しましょう。

机の上に型紙を並べてみる

生地の巾に合わせて型紙を並べてみると、より正確な用尺を計算することができます。

型紙に「わ」または があれば、生地を二つ折りにした折り目に合わせて型紙を配置するという意味です。また、型紙の矢印は布の縦方向を示しているため、横向きに置かないようにしましょう。

後身頃の丈を目安にする

犬服の場合は後身頃の丈が一番長い場合がほとんどなので、後身頃の丈+余分(縫い代分など)を目安にしても良いでしょう。生地は余裕をもって用意することをおすすめしますが、柄合わせをする場合は、さらに多めに余分が必要です。